2018.03.25
寿司まつばら 松原さん
寿司まつばら店主 松原 秀幸さん
移住のきっかけは、人柄に惹かれて
福岡市にある老舗懐石料理店「なだ万」にて10年間寿司職人として活躍し、九州が誇る新鮮食材の個性を存分に引き出した、江戸前寿司を堪能できるお店「寿司まつばら」店主の松原秀幸さん。飯塚に移り住むきっかけは、出店先のビルのオーナーの一声だという。「前職の常連だった方から、飯塚市内にビルを建てるという目標を聞いていて、実際に実行されました。その行動力や人間性に惹かれて、テナントにお店を構える覚悟が決まりました」と話す松原さん。飯塚のシンボルともいえるボタ山をイメージさせる半ピラミッド型のビル「NERO BOTANICA」2階に店舗を構え独立を機に、家族で福岡市から飯塚に移り住む。
お店を通して、人の輪が広がる
「友人も親戚も誰もいないし、全く飯塚のことを知らない状況でした(笑)。でも、どの場所にお店を構えるとしても、やることは同じなので、不安はありませんでしたね」と話す松原さん。訪れたお客さんや飲食店の繫がりで、人の輪が広がっていく。「飯塚の方は、人情味がある人が多いです」と、”人柄に惹かれて”始まった飯塚生活も自分の居場所を見つけ5年を超える。
この町で過ごす穏やかな日常
「飯塚は賃貸物件の家賃も安く、自然豊かな場所で住みやすいですね」。市内にある総合公園「筑豊緑地」は、お気に入りの場所の一つと話す松原さん。休日には近所の公園で子どもと遊び、家でのんびり過ごすことも多いとのこと。「温かな人達がいるこの飯塚で、これからも家族全員でのびのびと過ごしていきたいですね」。
【氏名】 松原 秀幸 【出身】大分県
【取材時の年齢】 41歳 【移住歴】5年半
【PROFILE】1977年生まれ、大分県出身。老舗懐石料理店「なだ万」にて10年間寿司職人として勤務後、飯塚市内にあるビル「NERO BOTANICA」2階に「寿司まつばら」として独立。九州が誇る新鮮食材の個性を存分に引き出し、江戸前寿司を堪能できる。飯塚市在住、1児の父親。