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移住者の声-Interview-

2018.03.25

EASYLAND 長谷川さん

 

EASYLAND COFFEE ROASTERS 店主 長谷川幹さん

 

 

16歳の時にアメリカへ。サンフランシスコにある1軒のコーヒースタンドとの出会い

 

 

飯塚出身である長谷川幹さんの経歴はユニークである。16歳の頃に英語を学ぶ為にニューヨークの高校に進学。卒業後、ロサンゼルスの大学で景観建築を学び、卒業後はカリフォルニアの建築関連の仕事に就いた。当時の仕事内容に、心の底からやりたい事をしないとアメリカにいる意味はないと思う日々が続いたという。

ある時、サンフランシスコにある1軒のカフェに遊びに出かけたときのこと。お店の空間や働いているスタッフ、そこに訪れるお客さんは好きなことに真剣に打ち込んでいる人ばかりで、そのカフェに行けば何かが起こるようなワクワク感があった。一杯のコーヒーをはさんで、コミュニケーションをとる人や一人で考え事をする人達をみて、「この仕事なら心の底から好きになれる」。そう思い立った長谷川さんは仕事を辞め、サンフランシスコに引っ越し、コーヒースタンドのオーナーに直談判を行い、弟子入りして仕事を学んだ。

 

 

 

 

既製のサイン看板の上に、店名でもある「EASYLAND」というサインを上書き

 

 

自分にしかできないことを。サンフランシスコでおにぎり屋開業から飯塚市でコーヒースタンドをオープンするまで

 

 

他の誰かではなく、自分にしかできないことで社会に価値を提供できるか。長谷川さんの行動にはこの考えが一貫している。お店では焙煎を担当し、店長に就任もしたが、雇われながら働いている現状に疑問を持ち始める。アメリカに住む日本人として自分にしかできないこと。日本の食文化の発信を始めようと、おにぎり屋を知人とともに開業する。

働いていたカフェ店内で、毎週のように試行錯誤して開発したおにぎりのテスト販売を行い、食べたお客さんから確かな手応えを感じた。その後サンフランシスコ内で移動販売を行い、おにぎり屋として店舗を構えるほどまで成長。ひとつの達成感を覚えると同時に、「日本に戻ってコーヒースタンドがしたい」という想いが芽生え、飯塚市に帰郷。

父親が経営していた造園事務所が移転し、そのスペースを活用する形で知人達とともに約1年間の時間をかけて自らの手で改装。2018年1月にお店をオープンした。

 

 

 

 

お店の9割の内装は廃材等を用いたDIYによるもの

 

 

形式にとらわれず、訪れた人がチャレンジしてくれる空間に

 

 

店名の由来は、何か熱中して取り組んでいる人たちがリラックスできる場所であると同時に、真剣にお互いの意見を語り合う場であってほしいというものだ。飯塚市は元々炭鉱で栄えた町である。日本全国からフロンティアスピリッツをもった人達が集まった場所とも言える。

 

「サンフランシスコの何が魅力かというと、人が一番の魅力でした。飯塚市は人に焦点をあてれば、何でもある町だと思います。ここの場がアイディアが生まれる場所であり、訪れた人が前向きに新しいことにチャレンジしてくれる空間になってほしいですね。」

 

アイディアは、コーヒーとイタリアの伝統菓子カントゥッチを食べながら思いつくのかもしれない。形式にとらわれず歩んできたこれまでの道のり。長谷川さんがアメリカで体験したワクワク感は、コーヒーを通じて多くの人に伝播していくのだろう。町にあるコーヒースタンドが一つの文化を生みだす。

 

 

 

 

 

【氏名】長谷川 幹 【出身】飯塚市(Uターン)

【取材時の年齢】39歳 【移住歴】3年

【PROFILE】 福岡県飯塚市出身。サンフランシスコでカート販売によるおにぎり屋で起業。帰国後、現在は飯塚市で自家焙煎コーヒーと手作りビスケット『カントゥッチ』が美味しい専門店としてコーヒースタンドを経営。

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